【教科書改訂!】教科書購入方法3選とメリット
こんにちは。 中学校国語教員です。
実は今 産休中で、今年度から変わった教科書を購入するにあたって少し困りました。
そこで、教科書を手に入れる方法をまとめておきます。
実は、一般の方でも簡単に教科書を購入することができるんですよ。
また、自宅に教科書があるって意外と便利なんですよ。
(そして教科書って、知識が詰まっている割に参考書よりもお安いんですよ)
一般の方でも可能な教科書購入の方法とメリットをお伝えします。
【教科書購入方法3選】
- 教科書供給所で店頭購入する
- 教科書取扱店である書店で店頭購入する
- 教科書供給所から通信販売で取り寄せる
※販売期間に注意!入学式前などは、購入不可のことが多いです!
※購入は現金支払いのみ!図書カードやクレジットカードは使用できません!
【教科書供給所で店頭購入する】
上記バーナーから、全国にある教科書供給所を調べてみてください。
・自分がお住まいの地域の供給所をお調べください。
→店頭販売をしているかどうか問い合わせてください。
→あとは、行って購入するだけです。
色々な種類の教科書が並んでいるので、見比べてみるのも勉強になります。
必ず現金を用意していってくださいね。
【教科書取扱店である書店で店頭購入する】
上記の教科書供給所が家の近くにない場合、供給所から供給された書店で、教科書を購入することができます。
・自分がお住まいの地域の教科書供給所を調べる。
→会員名をクリックして各ホームページを開く
→「商品購入について」「教科書について」などのリンクを開く
→お近くのお店に問い合わせる
→お店に行って購入する
(面倒だなぁという方は、裏技ですが
最寄りの大きな書店に「学校教科書の取り扱いはありますか?」と問い合わせてみるというのもできなくはないです。
運が良ければうちでは扱ってないですが…と、取扱店を教えてくださるかもしれません。)
注意事項です
※一般の人に販売していない書店もあります
※在庫が切れている場合があります
※現金を用意して行ってください
【教科書供給所から通信販売で取り寄せる】
教科書供給所によっては、また、教科書取扱店である書店によっては、通信販売を実施している店舗もあります。
代引きのみの取り扱いなので、送料+代引き手数料+教科書代となります。
一番高くつきますが、自宅に郵送してくれるので便利です。
※なお、メルカリなどで教科書が売られているのも目にしますが、改定前のものだったり、供給所から購入したほうが安かったりするので、お気を付けください。
教科書を手に入れて、メリットを享受してください!
教科書をもう一冊持つメリットとしては
- 置き勉が堂々とできる(児童生徒目線)
- 忘れ物の心配がなくなる(児童生徒・保護者目線)
- 授業内容の把握、コミュニケーションに役立つ(保護者目線)
ということが挙げられます。
今の生徒のカバン、重すぎます。
いいじゃないですか。教科書置いて帰っても。
プリント類なんて、クラウドにあげておけば。
宿題も提出物も教科書もプリントも全部端末で処理しましょうよ。
…という時代が早く来ればいいんですが、残念ながら教員の意識もまだまだ遅れているので、せめてカバン重すぎる問題くらい、お金で解決するのもありだと思います。
【以下余談】
教員は、自分の教科書を持とうと思ったとき、
出入りの業者さんにお願いして実費で購入することができます。
学校に用意されている物は学校からの借りものなので、気軽に書き込みをすることはできません。
また、GIGAスクール化が進んでいるのでデジタル教科書になっているし、
生徒一人一台端末ということは、教員にも一人一台、自由に使える端末が貸し出しされているだろうと思われるかもしれませんが、全くそんなことはありません。
学校によるのかもしれませんが、私が勤務しているところはデジタル教科書導入の予算は抽選。当たった学校は導入できますが、当たらなかったら導入できません。
そこで、春休みのあいだに紙の教科書をPDF化して自分の端末に入れておき、自由に使えるようにしている人もいます。
また、総ルビ教科書データや音声データはCD化して販売しているので、学校が購入してくれていれば、それも端末に入れておく、くらいの準備はできます。
余談になりますが、総ルビ教科書はかなり使えます。
中学生にもなると、読み間違いを極端に嫌う生徒、最初から読むことを放棄する生徒もいます。
しかし、総ルビ教科書を、プライドを刺激しないように【全員に】渡すと、「お、読んでやろうか」という姿勢を見せるのです。
また、特別支援学級の生徒にもテキメンに効果があります。
おそらく、漢字を読む+内容を理解するという2つのことをしようとするとキャパシティがオーバーしてしまうのでしょう。しかし、
・総ルビにすることで漢字を読むという負荷が減ります。
→内容を理解することに頭のリソースを使えるようになります。
→読める、わかる、という経験を積むことができます。
この「読める、わかる」という経験は、特別支援の生徒、また、通常学級にいるグレーの生徒にとって本当に重要なことです。
ぜひ、GIGAスクールで一人一台端末になり、デジタル教科書を配布できるようになった暁には総ルビ教科書を存分に活用していきたいと思っています。
他にもできることや、こんなことやっているよ!など
実践を教えていただけると嬉しいです。