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中学校国語教員が仕事・婚活・結婚・妊活・子育てなどに挑む姿

【出産後の痛み】入院中の過ごし方と対応

こんにちは。中学校国語教員です。

まだ産後の入院中です。

NICUに入った赤ちゃんはまだまだ出て来られそうにありません。

今回は、出産後の痛みにフォーカスしながら、入院中の過ごし方をお伝えしたいと思います。

なお、私個人のケースであり、病院によっても対応は大きく異なると思います。ご了承ください。

 

【主な痛み】

産後すぐ

・後陣痛(子宮の収縮に伴う腹痛)

・産道と会陰裂傷

・筋肉痛

 

後陣痛(痛みレベル3)

子宮の戻りに伴って、生理痛重めの痛みがズキズキと走ります。

しかし、時間が経つにつれてどんどん楽になります。

診察のたびにお腹を押さえられますが、その時に痛みを思い出すレベルです。

何も言わなくても薬が処方されました。

メタルエルゴメトリンマライン酸塩錠

毎食後飲んで子宮の戻りを促す薬だそうです。

 

産道と会陰裂傷(痛みレベル7〜8)

縫ったあとが痛くてたまりません。

座るのも立つのも動くのも止まるのも全部痛いです。

ベッドを自動で起こしていくのすら痛い。

どう介助して貰えば楽なのか見当もつかない。

車椅子への移動も、車椅子に座るのも痛い。

何なら内診用の診察台に座るのすら痛い。

ベッドに戻るのも痛い。

トイレなんて怖くて行けない。

私はこれにひたすら苦しめられました。

お願いして、鎮痛薬を出してもらいました。

座薬ですが、ステロイド系?なのかな?冷蔵庫で保管してもらっているので薬の名前がわかりません。

6時間ごとに使用できるものです。

1日3回から、産後3日目には1日2回に回数を減らしました。

 

筋肉痛(痛みレベル1)

全身に強烈な力を入れていた証拠でしょうか。

肩も首も背中も足も、全体的に…という感じでした。

みなさんは筋肉痛にならないように出産できると良いですね。

薬の処方、なし。

 

産後暫くしてから

・排便痛(恐怖?)

・排尿痛

・おっぱいの張り→乳首裂傷

 

排便痛(恐怖)(痛みレベル5〜6)

会陰を縫っている、会陰や産道が腫れている人はこれが怖いと思います。

くしゃみをしても痛いくらいなので、自分の力で踏ん張ることはもっと痛いです。

違和感もあり、痛みもあり、恐怖もあります。

しかし、早めに出した方が絶対に楽です。

しっかりと水分をとってください。固めよりも柔らかめの方が出しやすいと思います。

むくむのを嫌がる人もいるとは思いますが、そんなことより出してしまいましょう。

何も言わずとも薬が処方されました。

マグミット

よくある便秘薬です。

毎食後飲むよう指示書きがありましたが、

出るようになれば自分で量を調整しても良いと指導されました。

 

排尿痛(痛みレベル4)

会陰を縫って、腫れているので傷にしみて痛いです。

これはどうしようもないので姿勢を工夫したり、勢いに任せたりするしかないです。

 

☆トイレに行くたびに悪露パットは交換した方が会陰傷の治りは早い

☆トイレに行くたびに会陰を消毒ガーゼで消毒した方が会陰傷の治りは早い

なお、悪露パットと消毒ガーゼは病院から支給されました。

自分で用意するなら、悪露パットLサイズ5〜7枚(破水直後から入院2日目の夜まで)

Mサイズ20枚を入院中に使うかなという感じです。

しっかりと清潔が保てる準備が必要だと思います。

 

おっぱいの張り(痛みレベル2〜4)→乳首裂傷(痛みレベル2)

産後2日目から搾乳が始まりました。

初めは全く出ません。刺激しても出ません。

そんなものなので、焦らずいきましょう。

 

母乳が作られるホルモンは、胎盤排出時に最大になります。

そこから減っていく一方ですが、搾乳・授乳で刺激を加えるたびにホルモンの値は高まります。

長時間刺激することよりも、頻回を意識した方が出やすくなりやすいということです。

 

また、乳頭を刺激することで少しずつおっぱいがでる乳腺が開いていくので、はじめは何も出なくても焦らず刺激を加えることを意識しましょう。

 

さて、人によりますが、

おっぱいが作られるようになると、張ります。

母性が刺激されると、もっと張ります。

これがなかなか痛い。

乳首から奥の神経?がじわじわじんじんドクドクしてきます。

触らなくても滲んでくるようにもなります。

搾乳機や手絞り、赤ちゃんに吸ってもらうことでおっぱいを刺激して、出すしか痛みから逃れる方法はありません。

 

マッサージ方法

①  乳輪より少し外側に親指と人差し指がC字になるよう添える

②  親指と人差し指をおっぱいを潰すようにぐっと押し込む

③  乳首側につまみ、おっぱいを出す

 

赤ちゃんに吸ってもらう前、搾乳機を使う前に張りすぎたおっぱいをマッサージすることで、

吸いやすく、出やすくなるそうです。

 

乳首裂傷は、搾乳機で圧をかけすぎた時や、赤ちゃんの咥え方が浅かった時などに起こります。

乳輪より大きく口を開けてもらい、深く咥えてもらうと良いです。

一度裂傷すると、なかなか治らないので気をつけましょう。

お薬は言えばもらえます。

精製ラノリン

おっぱいと混ざっても大丈夫な成分でできたクリームです。

塗ってラップしておくと良いと指導されました。

 

この他にも、浮腫や頭痛に悩まされる人、睡眠不足に悩まされる人もいます。

出産後の身体は全治3ヶ月の交通事故と同じ。

しっかりと治しましょう。

 

番外編:精神的な痛み

私はまさか、自分の子供がNICUに入るとは思っていませんでした。

母子同室で眠い、しんどい、とぼやきながら助産師さんの力を借りまくってなんとか過ごす

というイメージしかもっていませんでした。

だからこそ、新生児室の側を通る時、沐浴指導を受けているのを見た時、

我が子を思い、とてもしんどいです。

本当なら受けなくても良い検査を重ね、ダメージを受けて、空腹に耐えないといけない経験もさせています。

健康に生んであげられなかった自分を不甲斐なく思い、責めてしまいます。

これからのことが不安です。

家で一人で過ごしている夫のことも気になります。

本当なら、幸せな時間を過ごしているはずだったのに、ひとりで悶々と苦しい不安に襲われているだろうなと。

その、精神的な痛みが、今の私にとっては1番大きいです。

 

 

まとめ

出産後は様々な痛みに襲われます。

全てに対応するのは難しいですが、知っているだけで少しでも違うかもしれません。

心構えをもって、頑張って出産に臨んでください!

幸せな出産でありますように!!